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山と田の 戦い済めば 沢笑う
(○○党の代表選挙にて)



この夜は 雨に激しく 雨の降る
フクロウ来ぬぞ 蛙よ騒げ



蛙らよ 歌え踊れや 晴れ舞台
照明係りの 蛍は忙し



月待ちに 月は要らぬぞ 二十三夜
酒さえ在れば 夜毎でも善し



君恋えば 藤の花さえ 艶かし



待てぬ身は 蛙と酔うや 二十三夜



恋うひとは 遠くに在りて 想ふもの
夜毎の逢瀬 亦楽しけり

  どなたでしたかねぇ…とにかくご免なさい。



人は減り 雀の増える 里景色
やがて学校 開かれるとか



草原(くさはら)が 増えりゃめでたし 鹿兎
喰うに困らぬ 過疎よ万歳



小綬鶏も 走り回るや 荒れた田に
草が高けりゃ 鷹を恐れず



鹿町に 猪町に 兎町
新し地名に 人町無けり



その昔 メダカの学校 在ったとか
今は水無し 植林の川



神の無き 宮に住まうは アオバズク
野良の主ら 集いて祭り



侘しさや 空ろに流る 里の夕
水面の影も 白鷺一つ



この夜は 君の恋しき 皐月闇
蛍よせめて 彼のひとと舞え



ガヤガヤと 田端会議の 蛙らに
真似をするなと 政治屋怒り

 

絨毯の 色は違えど その様は
似たり寄ったり 自己中蛙



歌に酔う 蛙よ蛙 気をつけろ
闇のそちこち フクロウ居るぞ



人の奥 蠢く虫の 浅ましく
我は籠もらん 漆黒の闇










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