ぼんやりと 菜の花愛でる 十三夜




冷え冷えと 心も寒や 夜半の月




嬉しきは しじまの夜の 乙女月

  その美しに 寒さも忘れ




梅白く 菜は黄色に 月の中




立待ちの 月が昇れば 鬼は去り




君待てば 野辺を温めて 椿花




梅の香に 誘われ来たか 春さんよ

我が足の香に 慌てて逃げる


アシックサ・・・ですね。汗




梅香り 椿彩る 我が里に

春も逃げ出す 足の香ひとつ


おまけ。笑




菜の花に 浮世忘れて 里の春




更ける夜は しじまの中に 我が思考

   何を求めて 凍え遊ぶや




寒空に 三日月凍え 我凍え




菜の花も 凍えて咲くや 三日月夜




菜畑で 花見は我と 三日月よ




三日月(つき)凍え 菜の花凍え 我凍え




家々に 明かりの無けり 廃れ村

 菜畑のみが 野良を照らして




はらはらと 雪に連れられ 散る恋は

  名残り惜しむか 梅の小枝に











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