ぼんやりと 菜の花愛でる 十三夜
冷え冷えと 心も寒や 夜半の月
嬉しきは しじまの夜の 乙女月
その美しに 寒さも忘れ
梅白く 菜は黄色に 月の中
立待ちの 月が昇れば 鬼は去り
君待てば 野辺を温めて 椿花
梅の香に 誘われ来たか 春さんよ
我が足の香に 慌てて逃げる
※
アシックサ・・・ですね。汗
梅香り 椿彩る 我が里に
春も逃げ出す 足の香ひとつ
※
おまけ。笑
菜の花に 浮世忘れて 里の春
更ける夜は しじまの中に 我が思考
何を求めて 凍え遊ぶや
寒空に 三日月凍え 我凍え
菜の花も 凍えて咲くや 三日月夜
菜畑で 花見は我と 三日月よ
三日月(つき)凍え 菜の花凍え 我凍え
家々に 明かりの無けり 廃れ村
菜畑のみが 野良を照らして
はらはらと 雪に連れられ 散る恋は
名残り惜しむか 梅の小枝に